プレスリリース
ZF、2025年の営業利益およびキャッシュフローは ガイダンスを上回る見通し
- 暫定決算によると調整後フリー・キャッシュフローは従来予想を大幅に上回る見込み
- 調整後EBITマージンは4.0%を大きく上回る見通し
- 財務負債の削減は当初計画より前倒しで進捗
- 収益性の見込めない電動モビリティ関連プロジェクトから早期撤退
ドイツ・フリードリヒスハーフェン ― ZFフリードリヒスハーフェンAG(以下、ZF)は、2025年の暫定決算として、業績およびキャッシュフローが従来のガイダンスを上回る見通しであると発表しました。調整後フリー・キャッシュフローは10億ユーロを超える見込みで、調整後EBITマージンは4.0%を大きく上回る水準になるとしています。
従来の業績見通しでは、調整後EBITマージンを3.0~4.0%、調整後フリー・キャッシュフローを5億ユーロ超と想定していました。また、変動の激しい世界市場環境の中で、売上高は380億ユーロ超を見込んでいました。
堅調なキャッシュ創出を背景に、ZFは当初計画より前倒しで、2025年末までに財務負債を削減できる見通しです。
電動パワートレイン・テクノロジー事業部の再編の一環として、ZFは複数のプロジェクトについて、顧客との合意のもと早期終了を決定しました。これらのプロジェクトは、EV(電気自動車)の普及が当初の想定よりも緩やかであることから、収益目標の達成が見込めないと判断されたものです。本決定に伴い、2025年には一時的な費用計上が発生し、会計上の損失となる見込みです。一方で、同事業部の業績は前年同期比で大幅に改善しており、再編計画は2026年にかけて継続される予定です。
CEO(最高経営責任者)のマティアス・ミードライヒは、次のように述べています。
「業績の改善と負債削減の前倒しは、非常に前向きな進展です。当社の変革に向けた取り組みは確実に機能しています。これは決して現状に満足する理由ではなく、今後も前進していくための重要なマイルストーンであり、さらなる推進力となります。」
また、CFO(最高財務責任者)のマイケル・フリックは、次のようにコメントしています。
「電動モビリティ分野における一時費用により、2025年は会計上の損失となる見込みです。しかし、この判断により過去の負担から解放され、今後数年間にわたり持続的な収益創出に向けた余地が生まれます。」
ZFは、2026年3月19日(木)に開催予定の年次決算記者会見において、2025年の業績を発表する予定です。