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2025-12-23

ZF、ADAS事業を米車載電子大手ハーマンに売却

  • ZFのマティアス・ミートライヒ最高経営責任者(CEO):ZFグループの戦略的再編における重要な節目
  • 先進運転支援システム(ADAS)事業の将来性と従業員の成長機会
  • 売却によりZFの財務負担が大幅に軽減

ドイツ・フリードリヒスハーフェン ― ZFグループは、先進運転支援システム(ADAS)事業を、米国の車載電子機器大手ハーマン・インターナショナル社に売却します。本取引により、ハーマンは、世界中の自動車メーカーから高い需要のある、安全技術と車内技術を組み合わせたポートフォリオを獲得することになります。本取引において合意された企業価値は15億ユーロ、本取引は必要な規制当局の承認を条件としています。

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ZF、ADAS事業を米車載電子大手ハーマンに売却

ZFのマティアス・ミートライヒ最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。

「ハーマンによる ZF の ADAS 事業の買収により、ZF グループの戦略的再編において重要なマイルストーンに到達しました。ハーマンは、乗用車向けドライバー支援事業の成長と革新の可能性を最大限に引き出し、従業員に最高の展望を開くための理想的なパートナーです。 同時に、この取引により ZF の財務負担は大幅に削減されます。この売却により、当社は、世界的なリーダーであるシャシー、パワートレイン、商用車、産業用アプリケーションなどZF の中核技術にリソースを集中させることが可能となります。」

この契約に基づき、ZF は、コンピューティングソリューション、スマートカメラ、レーダー技術、ADAS ソフトウェア機能を含む ADAS 事業をハーマンに譲渡しますシャシー用エレクトロニクスおよびパッシブセーフティ技術の分野は、ZF グループ内に残ります。また、ZF は、商用車における運転支援および自動運転の活動も継続します。

ハーマンと ZF の ADAS 事業の専門知識を組み合わせることで、将来の組織は、さまざまな自動車メーカーの戦略に合わせた統合型またはモジュール型のソリューションを提供することが可能になります。安全、知覚、インテリジェンス、コネクティビティ、車載システムを統合し、ドライバーと乗客に充実した体験を提供することで、同社はクロスドメインの自動車用エレクトロニクス分野における世界有数のプロバイダーとしての地位を確立します。

ハーマンの最高経営責任者(CEO)兼オートモーティブ事業部門社長であるクリスチャン・ソボトカは次のように述べています。

「ZF の ADAS 事業の買収は、ドライバーや乗客のニーズに応える、よりスマートで安全な車両に接続する未来を実現するというハーマンの約束を果たすための戦略的な前進です。ZF ADASチームのハーマンファミリーへの加入を心待ちにしております。彼らの才能と経験は、自動車産業の変革における新たな形を作る上で重要な役割を果たすでしょう」

ZFのマイケル・フリック最高財務責任者(CFO)は、本取引がZFの財務状況に与える影響について次のように述べています。

「この売却はZFグループの負債を大幅に削減することに寄与します。売却による収入に加え、業績改善施策による自律的なキャッシュ創出機能の強化により、債務削減の加速が見込まれます。コアコンピテンスへの集中と規律あるポートフォリオ管理を通じて、ZFは長期的な競争力を強化し、収益性ある成長を目指していきます。さらにZFは、他の市場参加者と同様、電動化領域の再編および不採算プロジェクトの見直しを進めています。2025年度の調整後EBITマージンおよび調整後フリーキャッシュフローは、現在の予測レンジの上方を見込みます。」

本契約に基づき、ZFの従業員約3,750人がハーマンへ転籍する見通しです。 本取引は、必要な規制当局の承認取得を条件として、2026年下半期に完了する予定です。

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Mirko Gutemann

Mirko Gutemann

Corporate R&D, ADAS/AD Technology, Safety Technology, E-Bike/Micromobility