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2019-07-03

ZF、フィアット・クライスラー・オートモービルズから新型8速ATを受注

• エンジン縦置きの後輪もしくは全輪駆動モデル用に、8速トランスミッションを供給

• ハイブリッド仕様を含む

• 最新型8速ATの2つ目の大型受注

フリードリヒスハーフェン/アムステルダム発;ZFフリードリヒスハーフェンAG(以下、ZF)は、フィアット・クライスラー・オートモービルズN.V.(以下、FCA)のグローバルなトランスミッションサプライヤーに指名されました。今回の契約は、単独のビジネスとしてはZFの歴史上2番目に大きなものです。エンジン縦置きの後輪もしくは全輪駆動モデル用に、ZFは8速オートマチックトランスミッション(AT)を供給します。最新型の8速ATは、ハイブリッド用の電動ドライブが追加されるなど、さらなる改良が加えられています。

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ZF、フィアット・クライスラー・オートモービルズから新型8速ATを受注

ZFのウォルフ=へニング・シャイダーCEOは以下の様に述べています;

「FCAに対し、グローバルに新しい『8HP』を供給することになりました。BMWに続くこのトランスミッションの2つ目の大量受注によって、プラグインハイブリッドに力を入れ、魅力ある製品を開発するという当社の戦略に確信がもてました」

電動化に向けた設計

新型の8速ATは、フロントにエンジンとトランスミッションを縦置きするレイアウトを採る、ほぼ全てのセグメントの車両に搭載可能です。電動ドライブを統合し、お客さまである自動車メーカーのCO2排出量削減に寄与します。モジュール設計の「8HP」は、48ボルトのマイルドハイブリッド、プラグインハイブリッドやエンジンのみによる駆動など自動車メーカーが市場ニーズに応じた仕様に切り替えることを容易にします。

今回の指名においては、ZFのグローバルな生産体制も重要な要素となりました。最新となる第4世代のトランスミッションは、ドイツ・ザールブリュッケン工場で2022年に量産が開始されます。その後、アメリカや中国などでの生産も計画しています。

3か月前、ZFは歴史上最大の契約となったBMWに対する「8HP」の供給契約を結びました。新型8速ATに関する2つ目のビジネスであるFCAによる指名は、これに次ぐ規模となります。

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