プレスリリース
ZF、経営体制の再編を加速:取締役会を再構成し、新たな体制を確立
- インダストリアルテクノロジー事業部責任者のアンドレアス・モーザーを、ZF監査役会が商用車ソリューションズ事業部・インダストリアルテクノロジー事業部・インド地域担当の取締役に任命
- セバスチャン・シュミットが電動パワートレイン技術事業部の責任者に就任し、マティアス・ミードライヒCEOに直接報告
- 取締役会は6名から5名体制へ縮小し、ミードライヒCEOが「トランスフォーメーション委員会」を含む新たな統治体制を創設
ドイツ、フリードリヒスハーフェン発
ZFフリードリヒスハーフェンAGの監査役会は、水曜日に開催された定例会合において、人事および今後の組織体制に関する重要な決定を行いました。インダストリアルテクノロジー部門を率いてきたアンドレアス・モーザーが、2025年11月1日付で商用車ソリューション部門およびインダストリアルテクノロジー部門、さらにインド地域を統括する取締役に就任します。
また、電動パワートレイン技術(E)事業部の新たな責任者としてセバスチャン・シュミットが任命されました。同事業部は、ZFが乗用車向けの従来型・ハイブリッド・電動ドライブトレイン技術を統合する部門です。シュミットは現在、電動パワートレインシステムのプロダクトラインを統括しており、取締役会での電動パワートレイン技術事業部の責任は引き続きマティアス・ミードライヒCEOが担います。
監査役会会長のロルフ・ブライデンバッハ博士は次のように述べています。
「取締役会の再編にあたり、グループ経営の明確化を図ることが重要でした。ZFに30年以上在籍し、商用車技術および産業技術分野で豊富なマネジメント経験を持つアンドレアス・モーザーの知見と継続性はZFにとって大きな強みです。新たな経営委員会を短期間で再編できたことで、現在直面している課題を乗り越えるための体制が整いました。」
マティアス・ミードライヒCEOも次のようにコメントしています。
「新たな経営体制のもと、ZFは強固で高い専門性を備えたリーダーシップチームを構築しました。この体制により、ZFを確実に未来へと導いていけると確信しています。」
1963年生まれのアンドレアス・モーザーは、1992年にZFへ入社しました。商用車ソリューションズ事業部で複数の事業部門および営業責任者を歴任し、2020年に同事業部の統括責任者に就任しました。2021年4月にはパッサウに拠点を移し、インダストリアルテクノロジー事業部を率いてきました。
セバスチャン・シュミットは、電動パワートレイン技術事業部の新責任者に就任し、ミードライヒCEOに直接報告します。なお、同部門はミードライヒCEOが9月末まで取締役として管掌しており、今後もその責任を継続します。
産業工学を専攻したシュミットは、ZFにおいて約20年のキャリアを有しています。現在は電動パワートレインシステムのプロダクトラインを統括しており、これまでメキシコ・サルティーヨ工場やドイツ・ブランデンブルクのトランスミッション工場のマネージングディレクターなど、国内外の要職を歴任してきました。
パフォーマンス強化に向けた組織再編
ZFの再編を本格的に推進するにあたり、マティアス・ミードライヒCEOはスリムで強力な経営体制の構築に注力しています。取締役会は従来の6名から5名体制に縮小され、効率性と重点化を重視する姿勢が明確に示されました。
また、営業・調達・生産・戦略といった主要な事業領域を取締役会と直接結ぶ統治機関として「トランスフォーメーション委員会」を新設します。同委員会は、グループ全体の変革の中核を担うパフォーマンス向上プログラムの運営を担います。
ミードライヒCEOは次のように述べています。
「今後数年間、ZFは事業運営の強化、収益性のさらなる向上、そして財務基盤の着実な拡充に注力していきます。新設されるトランスフォーメーション委員会は、「スピード・明確性・成果」を体現し、先進技術と信頼性の高いパートナーシップを通じてお客様を支援するという明確な目標を掲げています。」