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2019-06-25

ZF、国産初のハイブリッド連節バスにアクスルを供給

  • いすゞ自動車と日野自動車が共同開発する国産初のハイブリッド連節バスに前軸、中軸、後軸のアクスルが採用
  • 輸送効率、利便性、快適性向上に貢献
  • ディスクブレーキを搭載
  • ZFのアクスルは運行の円滑化を可能に

ZFジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市中区)は本日、国産初のハイブリッド連節バスに大型バス向けアクスルが採用されることを発表しました。このバスはいすゞ自動車株式会社と日野自動車株式会社が共同で開発する連節バスで、両社から発売開始されています。

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ZF、国産初のハイブリッド連節バスにアクスルを供給

ハイブリッド連節バスのメリットとして、まず一度に多くの乗客を運べる輸送効率の向上があります。さらに長い車室内をフラットな床面を実現し、乗客が車内を移動しやすく、スムーズな乗降やラッシュ時の快適性も改善します。

今回採用されたZFの大型バス向けアクスル「RL75A(前軸)/AVN132(中軸)/AV133 (後軸)」は、広く世界で単車、連節問わず採用されているバスアクスルシリーズです。フラット構造による乗降のしやすさに加え、ディスクブレーキを標準とし、高い安全性にも寄与します。日本市場ではなじみの薄いディスクブレーキですが、海外ではバスへの採用は標準となっており、新世代の連節バスにふさわしい機構です。

ZFジャパン商用車テクノロジー事業部の本部長、岩田真澄は次のように語っています;「この度、当社の技術が日本のお客様の効率の向上に貢献できることを、非常にうれしく思います。ZFの商用車向け製品は長い歴史に基づく実績があり、海外では多くの商用車メーカーに採用頂いています。今後もZFは、次世代のモビリティ戦略に基づき、日本をはじめとする世界各国の自動車メーカーのニーズに応えるソリューションの提供に努力していきます。」

ZFは、今回採用された通常アクスルだけでなく、商用車の電動化を可能にする製品とサービスを幅広く取り揃えています。後軸用AV133Tと置き換え搭載が可能な電動アクスルAxTrax AVEのみならず、電動ドライブユニットのCeTraxシリーズや、大型トラック向けのTraXon Hybrid等、ハイブリッド・ソリューションも取り揃えています。各市場の用途や目的に応じた電動化ソリューションが可能です。

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中村典子(Noriko Nakamura)

コーポレイト・コミュニケーション

JapanPresse.TKY@zf.com