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2019-06-13

ZF、商用車向けデュアルレンズカメラを開発、統合ADASテクノロジーを採用し2020年に発売へ

• ZFの前後・左右方向の車両制御技術とモービルアイの高性能EyeQ4プロセッサを融合

• 市販されているほとんどの商用車向けカメラよりも小型かつ柔軟性に富む設計

• 幅広い車種とフロントガラス角度に対応。2020年に発売予定のADAS製品パッケージに採用

•第2レンズにより、レベル2+機能向けの冗長性を実現するとともに、幅広い視野角によって車両周囲の歩行者を検知。1つのレンズが機能しない場合でも、もう1つのレンズを使用してカメラは確実に機能

ドイツ、 フリードリヒスハーフェン/米国、 ミシガン州ファーミントンヒルズ発; ゼット・エフ・フリードリヒスハーフェン社(以下、ZF)は、2つのレンズを備えた「デュアルカム」カメラを開発しました。このカメラは特に商用トラック市場向けに設計されたもので、他のADASテクノロジーと統合して使用されます。

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ZF、商用車向けデュアルレンズカメラを開発、統合ADASテクノロジーを採用し2020年に発売へ

車載用「S-Cam4」カメラシリーズのひとつであるこのデュアルカムは、世界中のさまざまな規制要件に対応するように設計されています。交通信号認識、車線維持アシストとレーンセンタリング、および障害物/歩行者検知による自動緊急ブレーキなどを可能にします。

ZFで商用トラックアプリケーションのADASおよび自動化の責任者、ダン・ウィリアムズは次のように述べています。「商用トラックでこのようなテクノロジーが効果的に機能するためには第2レンズが必要です。たとえば、大型トラックで歩行者対応AEB(自動緊急ブレーキ)を作動させるには、画角52度の標準的なモノカメラでは不十分です。歩行者などを検知し、余裕をもってブレーキを作動させて事故を回避したり緩和したりする能力に限界があります。」

また、第2レンズを備えることで、レベル2+機能に必要な冗長性も可能になります。1つのレンズでは視界が不充分な場合や機能しなくなった場合でも、もう1つのレンズで補う事ができます。

ZFのカメラテクノロジーは、クラス最高の光学性能と、強化されたデータフュージョン機能を特徴としています。前方監視レーダーやコーナーレーダーなどのADASテクノロジーと組み合わせることで、車線変更支援や渋滞アシストといった運転機能の自動化が可能になります。このような機能は、重い貨物を積んで長距離走行するトラック輸送の安全と効率を高めるプラトーニング(隊列走行)などの技術基盤となります。

ZFは、商用トラック向けADASを欧州の大手トラックメーカーに長年にわたって供給してきました。そして2020年には、日本の大手メーカー向けにさらに進んだADASソリューションを販売する予定です。これには、ZF初の「イメージ処理モジュール」用アプリケーションが含まれる予定です。このアプリケーションでは、カメラの画像がカメラの筐体とは別のユニットで処理されます。

ZFは、SEE-THINK-ACT(見て、考えて、動かす)というアプローチを掲げています。車両周囲を「見る(see)」環境センサーテクノロジー、「ProAI」シリーズなどの「考える(think)」パワフルな処理装置、および高度な車両制御を可能にする「動かす(act)」インテリジェントなメカニカルシステムによって、商用トラック市場に高度な安全性と運転機能の自動化を提供しています。