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2023-01-03

世界をリードするZF、車載カメラの生産台数5,000万台突破; 2022年には1,000万台

  • ZFは自動車部品サプライヤーとしては最多の5,000万台以上のカメラを世界中で生産
  • サプライヤーとして初めて年間1,000万台以上のカメラを製造
  • 高度なADASおよびADシステム向けの革新的なカメラ開発で長年蓄積した専門技術を基礎に

ミシガン州ファーミントンヒルズ発;車載カメラの世界的な大手サプライヤーであるZFは、ラスベガスで開催されるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー (CES) を前に、5,000万台目の車載カメラを生産し、業界初の車載スマートカメラの年間生産台数が業界初の1,000万台を突破したことを発表しました。

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世界をリードするZF、車載カメラの生産台数5,000万台突破; 2022年には1,000万台

ZFは、イリノイ州マーシャル(米国)、安亭(中国)、ピーターリー(イギリス)、最近工場を拡張したチェンストホバ(ポーランド)など世界各地の工場でカメラを製造しており、直近ではメキシコのモンテレイの新工場で生産を開始しました。

ZFグループのエレクトロニクスおよびADAS事業部の責任者であるヤーナ・ローゼンマンは次のように述べています。「ZFの全拠点で最先端の製造およびテスト技術を活用して、カメラの品質と信頼性を担保しています。高い水準へのたゆまぬ取り組みを行う世界各地のチームに敬意を表します。当社は2008年から車載カメラを生産しており、イノベーションを生み続け、デザインと製造プロセスにこだわり続けてきた結果、世界をリードする企業に成長しました。」

ZFは、高度な物体認識技術のためのモービルアイ社製EyeQ™プロセッサをベースに、カメラシステムを設計、開発、供給しています。ZFは、この技術を革新的なスマートカメラシリーズに採用しました。業界初のプレミアム3眼レンズ「Tri-Camera 4」バージョンは、長距離センシング機能を向上させる望遠レンズと、より広い視野で短距離センシングを向上させる魚眼レンズを搭載し、高度な部分自動運転機能をサポートします。

モービルアイのビジネス開発戦略のシニアバイスプレジデントであるニムロド・ネフシュタン氏は次のように述べています。「このマイルストーンは、ADASテクノロジーを通して世界中のドライバーの安全性を高めるために、私たちが共に取り組んできた成果です。今後、クラウドベースのサービスや追加センサーによって進化していく私たちのシステムが、より多くの運転責任を担い、さらにインテリジェントになるにつれ、このコラボレーションはこの先何年にもわたって車の所有者から高く評価される技術を提供し続けると確信しています。」

単眼カメラでは、ZFは第4世代に入り、現在、業界で初めて水平画角100度を実現したSmart Camera 4.8シリーズを提供しています。これは、将来的には、ユーロ NCAPの安全性試験5つ星評価、IIHSのトップセイフティピック+獲得要件、一般安全規則(General Safety Regulations)など、ますます厳格化されているセーフティ・クリティカル・システムの試験基準を満たすための大きな一歩だといえます。

ZFは、フロントカメラ、高性能イメージングレーダシステムなどの高度なADASセンサーテクノロジーを世界中の車両メーカに提供しています。ZFのセンサー製品は、自動車メーカが車両の安全性を向上させ、高速道路での部分自動運転や渋滞運転支援などの機能を軽自動車の全領域で実現することを可能にしています。ZFは、レベル2/2+システムから完全自動運転システムまで自動運転技術をリードしています。

画像キャプション1: ZFは、2008年のカメラ技術発表以来、5,000万台以上のカメラを生産、数多くの自動車メーカにカメラを供給し、世界をリード

画像キャプション2: スマートカメラ4.8は広い視野で、急カーブや交差点で強みを発揮:画像の通り多くの車両を認識し、歩行者や自転車など交通弱者を検知

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