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2022-12-19

ZF、4D「イメージング・レーダ」をSAIC(中国)と共同発表

  • ZFは最新世代の「イメージング・レーダ」をSAIC(中国)の電気自動車「Rシリーズ」向けに供給
  • 4次元高解像度「イメージング・レーダ」により、高い安全機能と自動運転機能を実現
  • 192チャネル:一般的な自動車用レーダの16倍の解像度、最長350メートルの距離で周辺環境と物体情報を取得

ドイツ、フリードリヒスハーフェン発; ZFは、 「イメージング・レーダ」テクノロジーを中国の上海汽車集団(SAIC Motor Corporation)のRシリーズに供給を開始しました。これまでフルレンジ・レーダと呼ばれていたZFの「イメージング・レーダ」は、対象物の高さ情報を含む車両の周囲を4次元で認識します。これらの技術を組み合わせることで、高解像度「イメージング・レーダ」は、部分自動運転、高度な自動運転や自律走行アプリケーション(L4)に必要な安全性と信頼性を提供します。

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ZF、4D「イメージング・レーダ」をSAIC(中国)と共同発表

「イメージング・レーダ」・テクノロジーは、距離、速度、水平角、仰角の4次元で高解像度の情報を提供します。仰角が追加されたことで、速度情報が加わった超高密度かつデジタル処理された環境モデルとなる高度な3D交通状況イメージを生成します。この情報により、道路上の車両が橋梁下やトンネルの中でも渋滞最後尾を早期に検知し、ドライバーが反応しない場合にはブレーキ警告を出し、自動緊急ブレーキを作動させます。また、道路の端を検出し、緊急操舵回避支援システムなどに使われる、前方および側方の回避スペース有無の情報を提供します。

12チャネル(3つの送信機、4つの受信機)の一般的なレーダ・ソリューションに比べ、「イメージング・レーダ」は非常に高い解像度となっています。ZFの「イメージング・レーダ」は、16倍の、合計192チャネルが利用可能です。

「ZFの『イメージング・レーダ』技術は、SAICのRシリーズ車両の高度な運転支援と部分自動運転機能を強化します。これはセンサ技術の重要な前進です。」とZFのエレクトロニクスおよびADAS事業部の責任者であるヤーナ・ローゼンマンは述べています。物体や周辺環境の高いレベルの認識と長距離検出を備えた「イメージング・レーダ」は、競争力のある価格で、高アシストのレベル3およびレベル4の自動運転の認知要件を満たす鍵となるものです。また、高度な安全性とレベル2+のADASドライビングアプリケーションの潜在的な性能を大幅に向上させます。

「イメージング・レーダ」の高い情報密度は、非常に詳細な物体認識を可能にします。例えば、一般的なレーダ比最大5倍の精度で、認識が難しい道路上の子供なども検出することができ、測定ポイントごとに測定対象物の速度を記録するため、より正確な情報を得られます。さらに、個々の手足の動きを検出可能なため、歩行者が歩いている方向をセンサが認識できるようになります。

ZFの包括的な自動運転機能向けセンサセットへの「イメージング・レーダ」の追加は非常に重要です。120度の開口角で都市部の渋滞から田舎道や高速道路まで、幅広いシチュエーションに対応できるよう設計されています。「イメージング・レーダ」の350メートルという測定距離は現在の最先端レーダをはるかに超越し、柔軟性が高く、360度をカバーし、車両のさまざまな位置に取り付け可能です。スポーツカーやトラック等種々の車両の、どの位置に取り付けても効果的に機能し、それぞれのドライビングダイナミクスに合わせてチューニングされます。77ギガヘルツ帯域とZFの他のレーダセンサと共通のファスト・ランプ周波数変調連続波(FMCW)を利用します。

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姫野 佐和 (Sawa HIMENO)

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