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2019-01-08

ZF、デジタルサービス開発に向けてマイクロソフトとの パートナーシップを拡大

フリードリヒスハーフェン/ラスベガス発;ZFは包括的なデジタル・クラウド・プラットフォーム構築に向けて、マイクロソフトとのパートナーシップを拡大しました。このプラットフォームを通してZFは、自動運転、車両の運動制御、統合安全および電動化分野のデジタルサービスを提供します。そのサービスは、フリート管理ソリューションからプレディクティブ・メンテナンス、プロセス・オートメーションにまで至り、昨年のIoTプラットフォーム発表からわずか一年で、ZFのデジタルサービスは大きく進化しました。

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ZF、デジタルサービス開発に向けてマイクロソフトとの パートナーシップを拡大

ZFは、乗用車・商用車の両分野において「ビジョン・ゼロ」に向かって順調に前進しています。自律走行車両、革新的な安全システムおよびインテリジェント・モビリティ・ソリューションのデジタル化とともに、交通事故と排ガスのない未来の道路交通は実現されます。これらのデジタル化はMicrosoft AzureベースのZFクラウドを技術的なバックボーンとしており、ZFとマイクロソフトの密接なパートナーシップは、これまでよりも顧客の要望に応じたソリューション開発を可能にします。

ZF CDO(Chief Digital Officer:最高デジタル責任者)のママータ・チャマルティは以下の様に述べています。「マイクロソフトとの戦略的提携により、ZFは、インテリジェントにネットワーク化された移動ソリューション開発にさらに集中的に取り組む環境が整いました。新しいデジタルサービスを開発し、それを個別の顧客ニーズに合わせることが可能となります。」

マイクロソフトのオートモーティブ・インダストリー担当ジェネラル・マネージャー、サンジェイ・ラビ氏は以下の様に付け加えました。「当社はZFとのパートナーシップを拡大したことを嬉しく思います。Microsoft Azureベースのクラウド、AIおよびIoTによって、安全なモビリティ・サービスのグローバルな提供が可能になります。市場導入や顧客の個別ニーズへも、より迅速に対応することができます。」

CES(コンシューマー・エレクトリック・ショー)会場においてZFは、拡張したプラットフォームを基に様々なパートナーと開発した、多様な分野を網羅するアプリケーションを披露します:

包括的フリート管理

業界大手のバスメーカーVDL社は、自社のフリートおよび顧客に販売した車両の管理にZFのIoTプラットフォームを使用します。このプラットフォームによって、VDL製の電動およびディーゼルエンジン搭載車両の運用効率を包括的に管理することができます。2018年末までに、300台以上のVDL製電動バスにこのシステムが搭載されました。そのシステムでは、エッジデバイスからクラウド・ベースのプラットフォームに至るまでMicrosoft Azureサービスを幅広く使用しています。

プレディクティブ・メンテナンス(メンテナンス事前通知機能)が可能なスマートなトランスミッション

新しいメンテナンス事前通知機能をTraXonトランスミッションに搭載し、ZFは商用車分野における将来のデジタル化に備えています。2019年より、クラウドソリューションを通して車体メーカーおよびフリート管理者は事前に車両メンテナンスの計画を立てることが可能になります。

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