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2018-10-19

ZF、エンジニアリングサービスプロバイダーASAP 社の株 式を取得

  • 11 の拠点とおよそ 1,100 人の従業員をもつ ASAP ホールディングス 社の株式の 35%を ZF が取得
  • ドイツ、インゴルシュタット近郊のガイマースハイムに本社のある ASAP グループは、電動化、自動運転およびコネクテッドカー分野を中 心にエンジニアリングサービスを提供
  • ZF は将来のモビリティに向けてパートナーシップを拡大

ドイツ・フリードリヒスハーフェン/ガイマースハイム発;ゼット・エフ・フリードリヒ スハーフェン社(以下、ZF)は、バイエルン州ガイマースハイム(インゴルシュタ ット近郊)にあるエンジニアリングサービスプロバイダー、ASAPホールディング ス社(以下、ASAP)の株式の35%を取得する事を発表しました。これによりZF は、ますます高まる自動運転と電動化に対するニーズに対応するリソースを、 さらに充実させる事になります。

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ZF、エンジニアリングサービスプロバイダーASAP 社の株 式を取得

ZFの子会社「ツークンフト・べンチャーズ」のマネージングディレクター兼、ZFアド バンストエンジニアリング責任者のトルステン・ゴレウスキーは以下の様に語って います。 「ASAPグループは、自動運転、電動化、コネクテッドカーおよび車載ソフトの分 野において幅広い知見を持っています。この株式取得によって、新しいシステム 開発におけるテストと検証に関し、特別な専門知識と豊富な経験をもつ一流の 人材を活用する事ができるようになります。先進的なモビリティソリューションの 量産化を目指し、ASAPのチームと共同開発作業を行う事を楽しみにしていま す。」

ASAPの取締役会会長、ミハエル・ナイセンは以下の様に付け加えました。 「自動車業界における最大のトレンドである自動運転と電動化分野に、近年当 社は注力してきました。世界最大の自動車サプライヤーの一社であるZFとパー トナーシップを組むことで、これらの分野における技術開発をさらに進める事が 可能になります。」

この戦略的パートナーシップと株式保有をツークンフト・ベンチャー社の傘下に 置く事で、ZFは当該分野における開発能力を飛躍的に高める事になります。同 時に今回の決定は、Eモビリティと自動運転関連のソフトウェア開発力を大幅に 強化するという企業戦略にそって下されたものでもあります。

ZFのウォルフ=へニング・シャイダーCEOは、先ごろ開催されたハノーバーモー ターショーにおいて、今後5年間に電動化と自動運転の2つの分野に120億ユーロを投資すると発表しました。なお、今回の株式取得金額については両社合意 の上、非公開としています。

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