2019-10-17

ZF、都市部の渋滞解消に向けて、公共交通機関をクリーンでスマートに

  • 電動バイクから連節バスまで、すべての車両に対応する電動ドライブを提供
  • ローカル公共交通機関のスマート化とネットワーク化が、ストレスのないモビリティ実現への鍵
  • 新世代のEcoLifeがバスのCO2排出量を削減
  • 最先端センサーと高性能セントラルコンピュータによる自動運転機能

フリードリヒスハーフェン/ブリュッセル発;渋滞や駐車場不足の緩和、ディーゼル車の運転禁止などの気候変動対策に関わる目標達成に向け、多くの都市で公共交通機関サービスが拡大しています。多様な輸送手段のネットワークを最大限シームレスに統合することで、モビリティのメリットを人々は余すことなく得られるようになります。ZFは、あらゆる車両セグメントに対応する多彩な電動ドライブや自動輸送システム向けのセンサーと制御ユニットの開発を通し、クリーンで安全かつスマートな公共交通機関の進化を支えています。ZFは、Busworld Europeで幅広い製品ポートフォリオを紹介します。その中には、世界初公開の新世代EcoLifeオートマチックトランスミッションシステムや、レトロフィットが可能なCeTraxバスドライブがあります。

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ZF、都市部の渋滞解消に向けて、公共交通機関をクリーンでスマートに

個々のモビリティに代わる持続可能で魅力的な選択肢を増やすため、公共交通機関の相互接続と拡大が進められています。これには、ライドシェアリングや電動バイクのレンタルステーション、バスや電車など従来の輸送手段も含まれます。

あらゆる車種に対応する電動ソリューション

ZFは、コンパクトでパワフルなザックスRSペダル補助モーターから連節バス向けの2モーター搭載電動ドライブまで、あらゆるサイズの車両に対応する電動ドライブソリューションを提供しています。「プラグ・アンド・ドライブ」アプローチを採用したCeTrax電動セントラルドライブによって、バスメーカーは、シャシ、アクスル、車体構造、デファレンシャルギアなどに大きな変更を加えずに既存の車種を電動化することが可能になります。また、世界中で数千ものテストがすでに行われているAxTrax AVE電動ポータルアクスルも、バスメーカーにとって魅力的なソリューションです。いずれの製品でも、最適な形で既存の車両にレトロフィットして電動化することができます。レトロフィットはZFが提携しているエンジニアリング企業であるe-troFit GmbH社から提供されます。

ZFは、CeTraxとAxTrax AVEのどちらも、インバータと制御系を統合し電動システムとして提供することで、お客様に最高の性能、効率、サービスライフを保証します。ZFは電動ポータルアクスルのサプライヤーとしてだけではなく、ワールドワイドなサービスネットワークも提供します。

また、ZFは、従来のパワートレインの効率向上とエミッション低減も重視しています。ZFグループは、バス向けの新世代EcoLifeオートマチックトランスミッションにより燃費を最大3%削減することを可能にしました。この新世代EcoLifeは、ブリュッセルで行われるBusworld Europeで発表される予定です。

デジタルシステムでフリート管理を効率化

輸送会社にとって信頼性と効率性は重要事項です。ZFは、スマートデジタルソリューションの幅広い知識を駆使し、予期しないダウンタイムの回避と効率的なフリート管理を可能にします。ZFグループでは、電動バスのみを運用しているフリートと電動およびエンジン搭載バスが混在しているフリートの両方に、“Openmatics”コネクティビティプラットフォームを包括的なツールとして提供しています。Openmaticsは電動ドライブラインから得られるすべての関連パラメータと診断データを保存し、バス事業者が充電インフラを最大限に活用し、また車両のメンテナンス時期を予測しつつ運行計画を策定することを可能にします。

また、ZFは、EcoLifeトランスミッションシステム用の新しいクラウドベースの予防メンテナンスプログラムを開発しました。市バスでの使用を想定したZF-DriveLifeは、トランスミッションの状態を確実かつ総合的に常時モニターして分析します。バス事業者とバスメーカーは、予防メンテナンスによってトランスミッションの耐用期間を最大化しながら、コストとダウンタイムを最小限に抑えることができます。同様の予防メンテナンスアプローチは、TraXonを搭載した観光バスにも採用されています。この新しい機能によって、将来的な商用車のデジタル化に対応可能な、優れたTraXonトランスミッションシステムを準備しています。

自動輸送によるクオリティ・オブ・ライフの向上

将来的には、ライドシェアリングサービス向けの自動運転輸送システムも、スマートな都市モビリティで重要な役割を担うと考えられます。ZFは、ロボタクシーが都市部を安全・確実に走行できるように、幅広いカメラ、レーダー、ライダー・センサーを開発してきました。自動車業界でもっともパワフルなセントラルコンピュータである、AI搭載ZF ProAI RoboThink制御ユニットも提供しています。合弁企業e.GO Moove GmbHおよび、ZFグループが昨年春に株式の大半を取得したオランダのモビリティサービスプロバイダの2getthere社との協力のもと、ZFは、未来の都市モビリティを形づくるさまざまな自律輸送システム開発に取り組んでいます。ブリュッセルで10月18日~23日に開催されるBusworld Europeでは、ZFのソリューションがホール5、スタンド506で展示される予定です。

お問合せ

岡部志帆(Shiho Okabe)

コーポレート・コミュニケーション

JapanPresse.TKY@zf.com