横浜発;ゼット・エフ・ジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市、以下、ZFジャパン)は本日、代表取締役社長に多田直純が就任したことを発表しました。
多田は、これまで日本およびアジア・パシフィックにおける事業戦略に関する重要なポストを歴任。直近ではコンテンポラリー・アンプレックス・テクノロジー・ジャパン株式会社のリージョナル・プレジデントを務めました。
ZFは、「Next Generation Mobility(次世代のモビリティ)」戦略のもと、車体の動作制御、統合安全、運転の自動化および電動化という4つの技術領域を柱とした製品・技術開発を行っています。伝統的に強みをもつシャシやドライブライン関連製品に加え、エアバッグなどの乗員保護装置やブレーキ、ステアリングを含むメカニカルシステムにおいて高い専門性を有しています。さらに、カメラやミリ波レーダー、LiDARといったセンサー類や自動運転レベル5まで対応可能な「ZF ProAI」車載コンピューターシリーズなどを組み合わせ、自動車メーカーのニーズに応じた製品を統合システムとして供給しています。
ZFジャパンは、こうしたZFグループのグローバル戦略にのっとり、主に日本の完成車メーカー向けに事業を行っています。横浜市新山下にあるジャパンテックセンター(JTC)では、約300名のエンジニアがドイツ本社と連携し、最先端の製品・技術の日本市場向け開発を行っています。また、豊田市、宇都宮市、広島市および横浜本社の各拠点がお客さまのサポートを行っています。
代表取締役就任にあたり、多田は以下の様に述べています;
「急速に変革するモビリティに対して、私たちZFジャパンも大きく変革、そして飛躍していかなければなりません。自動運転車両に関わるほとんどの重要なコンポーネンツを有している私たちは、製品の領域を超えたシステムソリューションを完成車メーカーあるいは新しいお客様に提供していくことで、安全で環境にやさしく、より便利な次世代のモビリティの実現に貢献していく所存です」
多田直純(ただなおすみ)の略歴
2019年 ゼット・エフ・ジャパン株式会社 代表取締役社長に就任
2017年 コンテンポラリー・アンプレックス・テクノロジー・ジャパン株式会社
リージョナル・プレジデント兼取締役
2016年 テネコジャパン株式会社 入社 マネージング・ディレクター
2001年 ボッシュ株式会社に入社、要職を歴任
1986年 ボルグ・ワーナー・オートモーティブ株式会社 入社
アシスタント・チーフエンジニア
学歴
1986年 大阪工業大学応用化学科卒業
出生
1961年 京都府宇治市生まれ