フォーミュラE:ZF、マヒンドラ・レーシング・チームの 「オフィシャル・パワートレイン・パートナー」に • フォーミュラEの2020/2021年シーズン開始に合わせ電動パワートレインを開発
• シャシの開発サポートは2019/2020年シーズンより開始済み
• ヴェンチュリー・フォーミュラEチームとの技術提携は終了へ
フリードリヒスハーフェン発;ZF Friedrichshafen AG(以下、ZF)は、ABB FIA フォーミュラE選手権創設チームのひとつ、マヒンドラ・レーシングの新たな「オフィシャル・パワートレイン・パートナー」となりました。ZFはマヒンドラ・レーシングと共に、2020/2021年シーズンに向けた電動パワートレインの開発を進めています。
新たに開発されたパワートレインは、実績を上げているZFの最近の開発をベースとしており、来年早々に初めてのベンチテストおよびテストドライブを予定しています。今回の開発は電動モーター以外にも、モータースポーツ用に設計された、シングルギアの高性能トランスミッションやパワーエレクトロニクス(インバーター)が含まれています。11月に開始する第6シーズンに向けては、ZFはマヒンドラ・レーシングをシャシ開発でサポートしており、特別に設計したショックアブソーバーやエンジニアリングサービスを提供しています。
モナコに本拠を置くヴェンチュリー・フォーミュラEチームとの技術提携は終了します。2019/2020年シーズンから、ヴェンチュリーはメルセデス・ベンツEQフォーミュラEチームのカスタマーチームとしてレースに参戦します。第5シーズンでは、ZFはヴェンチュリーと協力し、フォーミュラE用に開発したZF初の電動パワートレインで好成績を収めています。第5戦香港ePrixでは完全電動車によるレーシングシリーズで初の優勝を勝ち取りました。
ZFのウォルフ=ヘニング・シャイダーCEOは、インドに本拠を置くマヒンドラ・レーシング・チームとの提携について次のようにコメントしています。「フォーミュラEは、今後のEモビリティに向けたソリューションとして、当社のパワートレインの品質や性能を発揮できる素晴らしいステージです。モータースポーツで培った技術を量産に向けた開発に転換するにおいて、フォーミュラEほど有効なレーシングシリーズはありません。」
例えば、ZFはシリコンカーバイドを使用したパワーエレクトロニクスをフォーミュラE用パワートレインに採用しましたが、近い将来、これを量産用に使用し、電動ドライブの効率性向上や製品群の拡大につなげる予定です。シャイダーCEOは次のように締めくくりました。「当社は、マヒンドラ・レーシングとの提携で成功を収めることを非常に楽しみにしているだけでなく、重要な成長市場であるインドに対する当社のコミットメントを示す良い機会だと考えています。同時に、これまでのパートナーであったヴェンチュリーにも、3年に及ぶ協力関係に対し感謝申し上げるとともに、今後の成功をお祈りいたします。」
マヒンドラ・レーシングのチーム代表であるディルバー・ジル氏も今回の提携を非常に歓迎しています。「ZFと提携することで、当社は、Eモビリティ分野で最も成功を収めている世界的企業を味方につけることができます。フォーミュラEシーズン5でZF製パワートレインが発揮したパフォーマンスに非常に感動しました。ZFと共に、よい成績を収め続けるためにさらに高みを目指し、優勝したいと願っています。」
マヒンドラ・レーシングはフォーミュラE創設時からの参加チームで、これまでに4度の優勝を経験しています。ドイツ人のパスカル・ウェーレインとベルギー人のジェローム・ダンブロシオがチームのドライバーを務めます。
道路交通におけるCO2排出削減を目指すZFにとって、ドライブラインの電動化は避けられないものです。テクノロジー企業であるZFは、パワーエレクトロニクスやシステムインテグレーションを搭載した電気自動車用のハイブリッドモジュール、プラグイン・ハイブリッド・トランスミッション、電動ドライブを提供しています。
2016年1月以降、ZFでは専門の事業部がEモビリティ関連の事業をまとめてきました。この事業部には、Eモビリティに関するカスタマーからのさまざまな質問が寄せられ、グループが持つ専門知識が集約されています。世界中のさまざまな場所で、約9,000人の従業員がZFのEモビリティ分野に従事しています。
• フォーミュラEの2020/2021年シーズン開始に合わせ電動パワートレインを開発
• シャシの開発サポートは2019/2020年シーズンより開始済み
• ヴェンチュリー・フォーミュラEチームとの技術提携は終了へ
フリードリヒスハーフェン発;ZF Friedrichshafen AG(以下、ZF)は、ABB FIA フォーミュラE選手権創設チームのひとつ、マヒンドラ・レーシングの新たな「オフィシャル・パワートレイン・パートナー」となりました。ZFはマヒンドラ・レーシングと共に、2020/2021年シーズンに向けた電動パワートレインの開発を進めています。
新たに開発されたパワートレインは、実績を上げているZFの最近の開発をベースとしており、来年早々に初めてのベンチテストおよびテストドライブを予定しています。今回の開発は電動モーター以外にも、モータースポーツ用に設計された、シングルギアの高性能トランスミッションやパワーエレクトロニクス(インバーター)が含まれています。11月に開始する第6シーズンに向けては、ZFはマヒンドラ・レーシングをシャシ開発でサポートしており、特別に設計したショックアブソーバーやエンジニアリングサービスを提供しています。
モナコに本拠を置くヴェンチュリー・フォーミュラEチームとの技術提携は終了します。2019/2020年シーズンから、ヴェンチュリーはメルセデス・ベンツEQフォーミュラEチームのカスタマーチームとしてレースに参戦します。第5シーズンでは、ZFはヴェンチュリーと協力し、フォーミュラE用に開発したZF初の電動パワートレインで好成績を収めています。第5戦香港ePrixでは完全電動車によるレーシングシリーズで初の優勝を勝ち取りました。
ZFのウォルフ=ヘニング・シャイダーCEOは、インドに本拠を置くマヒンドラ・レーシング・チームとの提携について次のようにコメントしています。「フォーミュラEは、今後のEモビリティに向けたソリューションとして、当社のパワートレインの品質や性能を発揮できる素晴らしいステージです。モータースポーツで培った技術を量産に向けた開発に転換するにおいて、フォーミュラEほど有効なレーシングシリーズはありません。」
例えば、ZFはシリコンカーバイドを使用したパワーエレクトロニクスをフォーミュラE用パワートレインに採用しましたが、近い将来、これを量産用に使用し、電動ドライブの効率性向上や製品群の拡大につなげる予定です。シャイダーCEOは次のように締めくくりました。「当社は、マヒンドラ・レーシングとの提携で成功を収めることを非常に楽しみにしているだけでなく、重要な成長市場であるインドに対する当社のコミットメントを示す良い機会だと考えています。同時に、これまでのパートナーであったヴェンチュリーにも、3年に及ぶ協力関係に対し感謝申し上げるとともに、今後の成功をお祈りいたします。」
マヒンドラ・レーシングのチーム代表であるディルバー・ジル氏も今回の提携を非常に歓迎しています。「ZFと提携することで、当社は、Eモビリティ分野で最も成功を収めている世界的企業を味方につけることができます。フォーミュラEシーズン5でZF製パワートレインが発揮したパフォーマンスに非常に感動しました。ZFと共に、よい成績を収め続けるためにさらに高みを目指し、優勝したいと願っています。」
マヒンドラ・レーシングはフォーミュラE創設時からの参加チームで、これまでに4度の優勝を経験しています。ドイツ人のパスカル・ウェーレインとベルギー人のジェローム・ダンブロシオがチームのドライバーを務めます。
道路交通におけるCO2排出削減を目指すZFにとって、ドライブラインの電動化は避けられないものです。テクノロジー企業であるZFは、パワーエレクトロニクスやシステムインテグレーションを搭載した電気自動車用のハイブリッドモジュール、プラグイン・ハイブリッド・トランスミッション、電動ドライブを提供しています。
2016年1月以降、ZFでは専門の事業部がEモビリティ関連の事業をまとめてきました。この事業部には、Eモビリティに関するカスタマーからのさまざまな質問が寄せられ、グループが持つ専門知識が集約されています。世界中のさまざまな場所で、約9,000人の従業員がZFのEモビリティ分野に従事しています。